診療のご案内

診療情報

院長	真島 実
診療内容	産婦人科　不妊治療　麻酔科　癌検診 ＊産科（妊婦健診、分娩、無痛分娩、帝王切開） ＊婦人科（一般婦人科、癌検診、コルポスコープ、子宮鏡検査、開腹手術、子宮鏡下手術、腹腔鏡下手術） ＊一般不妊治療（タイミング療法、人工授精）、体外受精、顕微授精 ＊男女生み分け指導 ＊避妊（緊急避妊法）
休診日	日曜・祝日・水曜

受付時間／診療時間（予約制）

診療時間	月	火	水	木	金	土	日
9:00～12:00	○	○	×	○	○	○	×
15:00～17:00	○	○	×	○	○	×	×

足立区子宮頸がん検診について

• 足立区では20歳以上の方に対し、2年に1回子宮頸がん検診の助成を行っております。
• 助成となるのは子宮頸部細胞診です。同時に経腟超音波検査等を行う場合は別料金となります。ご希望の際はお申し出ください。

「4D立体超音波」を行っています！

子宮鏡下手術・腹腔鏡下手術について

（子宮鏡下手術について）

子宮鏡とは、腟から子宮口を通り、子宮内を観察する内視鏡のことです。
子宮内部の観察のみ行う細い子宮鏡では、外来で、無麻酔で行うことができます。
子宮筋腫（筋層内・粘膜下筋腫）や子宮内膜ポリープなどの治療に対しては、直径9mm程度の子宮鏡を使用し、先端の電気メスで焼いたり削ったりして、病気の部分だけを取り除きます。麻酔は必要ですが、おなかを切らないので、1泊2日で退院でき、すみやかに仕事も再開できます。

（腹腔鏡下手術について）

従来の婦人科の開腹手術では、どのような手術を行うかにより異なりますが、下腹部を縦か横に10cm前後切開し手術を行っていました。
腹腔鏡下手術では、お臍の真ん中と下腹部の2～3か所を5～15mm前後切開し、手術を行います。切開した部分からトロッカーと呼ばれる細い筒をおなかに挿入し、おなかの壁と内臓の間（腹腔内）に隙間を作ります。隙間の中に細長いビデオカメラ・手術器具を挿入し、テレビモニターを見ながら腹腔内の処置を行います。

腹腔鏡下手術では、以下の利点があります。

• お腹につける傷が小さいため、術後の痛みが少なく回復が早い
• 術後の癒着（本来離れているべき組織同士がくっつくこと）が少ないため、妊娠機能を維持しやすい、術後の腸閉塞が少ない
• 拡大視野で手術を行うため、細かい処置が可能になる
• おなかの傷が小さく目立たないため美容上優れている

一方で、直接手で触って行う手術ではないため、処置を行うのに術者の修練が必要です。このため当院では、日本産科婦人科内視鏡学会の技術認定医が手術を行います。

【適応となる疾患】

当院では、主に以下のような良性疾患を対象として手術を行います。

• 子宮筋腫
• 卵巣嚢腫
• 子宮外妊娠
• 不妊治療のための手術

アフターピルについて

【緊急避妊薬（アフターピル）とは】

緊急避妊法（アフターピル）は、今すぐの妊娠を希望していない方が、避妊をしなかった、もしくは避妊をしたけれども失敗してしまった場合に、緊急措置として行う避妊方法です。
避妊効果は、妊娠が疑われる性行為が行われた後、48時間以内の服用で95%前後、72時間以内の服用で、90%前後とされています。
アフターピルを使用した後、月経予定日を過ぎても月経とならない場合は、妊娠検査を行うか、婦人科を受診してください。

【アフターピルの種類】

当院では、以下の2種類のアフターピルを処方しています。いずれも健康保険は適用とならず、全額自費となります。

①レボノルゲストレル単剤投与
高用量黄体ホルモンの単剤。性行為の後72時間以内に服用します。当院では11,000円で処方しております。

②Yuzpe法（ヤッペ法）
中用量ピルを2錠服用した12時間後に再度1錠服用します。当院では5,000円で処方しております。

【アフターピルの副作用】

アフターピルの内服により、悪心、乳房痛、頭痛、不正性器出血、傾眠、下腹部痛 等を認めることがあります。
内服後、2時間以内に吐いてしまった場合は、薬が吸収されていない可能性が高く、追加の内服が必要となります。